経営力を磨く

一社)倫理研究所法人局 花野井勝浩法人スーパーバイザーのご講演

『経営力を磨く』

今丸山敏雄先生が生きていたら、どんな話をされるだろう。

「明朗、愛和、喜働」

これと逆の動きになっているコロナ禍。

自分さえよければいい。

戦後、心まで焼け野原に。

日本で最初に倫理経営をしたのは渋沢栄一さん。

私たちが学ぶのは片手に純粋倫理、片手に算盤。

根と幹が「経」

枝と実が「営」

風が吹いて枝が折れて、身が落ちても、根が生きていれば生き返る。

幹がしっかりしていれば、どんな台風がこようとも大丈夫。

企業の目的は永遠に継続すること。

利益を出すことは手段。

良いことをすれば良いことが起き、

悪いことをすれば悪いことが起きる。

この世で回収。

徳福一致(道徳と幸福とが、きっちり一つになること)の倫理。

私たちは大自然の中で生かされている。

宇宙の中心である太陽のように、

明るく、大きく、自分の命を燃やして周りを照らす。

愛と愛和は違う。

愛は生みっぱなし。

愛の元は信。

信は動いて愛となる。

愛が成就して愛和が完成する。

宇宙の原理である愛和はぶつかっていない。

相手の良いところを見つける勉強。

みんな育った環境が違う。

人と仲良くするということは、相手を受け入れて認めること。

くっつきすぎず、離れすぎず、ちょうど良い距離をとる。

あるがまま、これがよい。

喜働、喜んで働くとは仕事をしているだけで嬉しい、楽しい=疲れない。

これくらい儲かる?と考えているうちは喜働ではない。

自分がすれば、みんなもするようになると期待しているうちは、

人が見ているからやる、見ていないときはサボっているうちは、

良い結果は出ない。

明朗、愛和、喜働

わかっていても、なかなかできない。

だから気づくたびに反省して、次の日から直す。

その繰り返し。

そうしたら、徐々に素直になれる。

素直になるとどういう利点があるか。

①物事を正しく判断できる人間になる(直感力)

②生命力がアップする(健康)=喜働

③人や物が自分に集まる=明朗

 物の象徴は金銭、明るいところに人は集まる。

④自然を超えた不思議な力が後押ししてくれる。

明るく、仲良く、喜んで働く。

改めて心に留め動きます。

花野井先生のお話が直接聴けるという幸せなひとときに感謝。

ありがとうございます。