女子の武士道

「男性が」「女性が」と断定することが過剰に反応される社会の中で

「女性としてのあり方」なんて、もう発してはいけない言葉のような風潮がある。

私は、そこに全くこだわりがなく

それぞれ役割が違ってもいいんじゃない?と思う。

石川真理子さん著『女子の武士道』

武士道は、日本の象徴である桜花とおなじように、

日本の国土に咲く固有の華である。

「花は桜木、人は武士」といわれるように、

武士道と桜は日本の心の象徴。

はかないものを美しいとする日本人の美意識が、私は好きだ。

けれど、武家の女性は美しく散る桜よりも、

最も寒さ厳しい季節に清らかな香りを放ちつつ凛と咲く梅の花に

あるべき姿を見た。

松のように強く、竹のように柔らかに素直で、雪に咲きほこる梅のように…

私が憧れる女性の先輩は、

美しくて、強い。

何ごとも受け入れる柔軟さと、

それでもなお自分を失わない信念と覚悟。

そんな女性に憧れ、そうなりたいと願う。

遥か彼方の最終地点を思っておののくのではなく、

どの方向に向かうか目標を見据えたあとは、

とにかく目の前の一歩をひたすら大切にする。

この「目の前の一歩」という言葉に、いつも励まされています。

「これが自分の役割だ」ということに対して努力を惜しまず。

自分を世のために生かすことのできる仕事は何なのか。

しっかりと足下を固める新年度にしたい。

「必要としてくれる人がいる」

ありがたいなー、嬉しいなー、幸せだなーと(*^ω^*)

日々感じながら。