今朝のモーニングセミナーは
岡崎市倫理法人会の顧問でもある衆議院議員 重徳和彦先生のご講話。
東京からオンラインで繋いでくださいました。
その中で『貞観政要(じょうがんせいよう)』のお話があったのですが。
(徳川家康が愛読していた著名な政治問答集)
この中に「自分より低い立場の人の意見に積極的に耳を傾け、
自らの身を改めるようにすべきだ。」とあります。
今日は研修先の企業さんの中間報告会。
そこで若手社員から業務改善提案の発表。
みんなよく頑張った!
その中で、私から社員の皆さんへお伝えしたこと。
若手社員が育つかどうかは、先輩上司の器次第。
どんなに若手が意見を出したところで、
組織で動いている以上、彼らには決定権がない。
だから、上席が「決め」なければ何も変わらない。
大概、一部の声の大きい人が「できない理由」を並び立てる。
別に業務改善をしなくても、とりあえず仕事は回る。
むしろ、何か改善しようとすれば手間が増え、面倒くさい。
報告会の時は盛り上がっていても、
いつの間にか「忙しい」という言い訳と共になぁなぁに。
結局何も変わらない。
やっぱり頑張っても無駄だ…と若手は諦め、ふてくされる。
結局元通り。
こんなシナリオを歩まないでくださいと。
まず変わるべきは上に立つ者。
おかしん時代からずーっと言い続けていること。
そんなことをズケズケと言うので。
私の相手をしてくださる方はごく一部。
いただいた信頼は10倍にして返します。
社長が会社を成長させるために命を懸けているのと同様に。
私も人事に関して本気です。
中国古典は、守屋洋先生の解釈が好きです。
入門書としてオススメなのが『リーダーのための中国古典』
読みやすいし、色んなお話のエッセンスが凝縮されていて、お得感満載です( ^ω^ )