『七つの原理』

今日は宮瀬文夫参事のご講話。

『七つの原理』の解説シリーズ。

「5.対立の原理」より。

私たちは陰と陽の織りなす世界に生きている。

例えば筆。

穂(陰)と軸(陽)の接合が悪い筆では字は書けない。

陰と陽のどちらの部分も立派であっても、

両者がしっかり合一していなければ物の役には立たない。

物が物として在り、事が事として起こるのは、

対立する二者の合一が得られているから。

人と人も同じ。

「6.易不易の原理」より。

激しく動きが変わる世の中で、

変えなければならない事はどんどん変える。

しかし変えてはならないものは、断固変えずに守る。

そこを見極める知識をつける。

不易の相にはしっかり足を踏みしめ、

変化には柔軟に応じる。

創業の精神は変えずに。

しかし、毎年毎月同じことをするのでは事業はうまくいかない。

チャレンジ、変化、朗らかに。

「7.物境不離の原理」

あなたが身を置くその時その所という境を、

さらにふさわしく、調和あるものとするよう努めよ。

時を守り、場を清め、礼を尽くす。

全てが繋がっているな。

特別な場所で、特別な方々と、特別な所作をする。(大野節)

慌ただしい日常の中、そんなひとときが持てることに感謝です。