在宅勤務の5つの課題。
1.在宅での仕事をどうつくるか?
制度はできても在宅でできる仕事がないという話。
そのための仕事をつくることは本末転倒。
「いつもの仕事」を離れた場所でできるようにする。
今ある仕事のやり方を変える方が、つくるよりも手間と時間がかかる。
これはこれからの時代に企業が生き抜くためのBPRと同様の取り組み。
*BPR→ビジネスプロセス・リエンジニアリング(企業の目標を達成するために、企業活動や組織構造、業務フローを再構築すること)
2.コミュニケーションはどうとるか?
在宅勤務が週1日程度であればその日は会議を避けるも可能。
しかし、在宅勤務利用者や利用日程が増えるとそうもいかない。
そもそも業務のコミュニケーションは会議だけではない。
日常の「ほう・れん・そう」が主。
一方、在宅勤務者側の孤独感にもどう対処すべきか?
3.在宅勤務者の管理をどうするか?
在宅勤務時、始業と就業時に上司に何らかの形で連絡するケースが多いが、あくまで自己申告。
社員の意識によって結果が異なる。
働く緊張感の維持はどうするか?
4.在宅勤務者の評価をどうするか?
何となく目の前にいる部下の方が頑張っているように見える。
これはなぜか?
日々の頑張りや働いている様子を労働時間で評価していないか?
残業が多い人の方が頑張っている??
そんな時代ではない。
「見えない」人たちを評価するためには
アウトプット(成果)や数値で測る必要がある。
むしろ変なバイアスが減るのでは?
5.在宅勤務でない社員が感じる不公平感
例えば子育て中の社員限定で在宅勤務制度を設けた場合。
「おかげで通勤時間もなく、家族との時間がとれるようになりました!」
その言葉を複雑な思いで聞いている同僚の存在を忘れてはいけない。
人が減れば何だかんだやることは増える。
電話応対が増えたり、雑用が増えたり。
そんな心の声を無視すると人間関係はうまくいかない。
ではこの課題をどうすべきか?
また後日。
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