研修をし
相談窓口をつくり
担当者が必死に対策しても。
パワハラは無くならない。
厚生労働省によるパワハラの定義がある。
「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」
一生懸命に対策しても次々と問題が起こるのはなぜか。
「パワハラはあってはならない」
という精神論から出発すると「パワハラは大なり小なりあるものだ」という現実と向き合えない。
もともとパワハラを認めたくない上司は、少しでも定義と違うものは「パワハラではない」と、とりあえず結論づけようとする。
精神論的な規範を元に「パワハラはあってはならない」と考えていると、パワハラが起きることそのものを恐れるようになる。
そして表沙汰になることを必要以上に嫌い「隠そう隠そう」という姿勢がどうしても出てしまう。
さらに問題を複雑にするのは
建前と精神論の世界で仕事をしている人々には悪意がないこと。
そもそもわかっていて悪いことをする悪い人は少ない。
善意で無意識のうちに人を傷つけてしまう。
「意識改革」と称して、研修できれいごとの”あるべき論”を並べても。
現場からしたら空々しい。
朝、家の前の通学団の集合場所をチラチラ気にする小4の娘。
1年生の子が一人早く来て待ってると
「一人にはしておけんでしょ!」
と慌てて家を出る。
自分より弱いものを
放っておけない。
守りたい。
手を差し伸べたい。
大事なこと。子どもの方がわかってるなーと^ – ^
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