令和3年3月5日の時点で、新型コロナウイルス感染症に起因する解雇等見込み労働者数が、
9万3,354人に達しています。
業種別では、製造業で2万人を突破し、2万536人で最多。
続いて、飲食業が1万2,024人、小売業が1万1,775人、宿泊業が1万1,373人、卸売業5,765人。
都道府県別に見ると、東京都が2万1,436人で最多。
続いて、大阪府が8,687人、愛知県が5,122人、神奈川県が4,279人、北海道が3,413人。
これは厚生労働省が把握している数の集計なので、
実際の解雇等の数はさらに多いとみられています。
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<新型コロナウイルス感染症に起因する雇用への影響に関する情報について(令和3年3月5日現在集計分)>
田坂広志氏の『叡智の風 50の物語』より。
「希望」の新たな意味。
「希望」とは何か。
いま、この世界には「悲しみ」や「苦しみ」が溢れている。
しかし、必ずいつか、この世界にも「良きもの」が訪れる。
「かならず、良きものが訪れる」
その「未来」を信じられることを、
我々は、「希望」と呼びます。
しかし、「希望」という言葉の本当の意味は、
そうではないのかもしれません。
「訪れるものは、すべて良きもの」
いま、この世界に溢れている「悲しみ」や「苦しみ」。
このことも含め、すべてのものごとが、
この世界に「良きもの」が生まれてくるための
深い「意味」を持っている。
その「意味」を信じられることを、
我々は、「希望」と呼ぶのかもしれません。
2018年8月15日に出された本です。
いつの時代も形は変われど、私たちは色んな思いを抱えて生きている。
目の前の出来事に、自分で「意味」を決められるのだとしたら。
それが「希望」だと、私は思う。