今日は一日新入社員のフォロー研修。
前向きで明るくてしっかり自分をもっている優秀な人材ばかり。
その中で、ちょっと志の話をしたんだけど、
彼らにぜひ読んでほしいと思う、もう何度読んだかわからない大好きな本。
竹村亞希子先生の書かれる易経の本は最高です。
『リーダーの易経』
龍の話は、今の時期だからこそ読んでほしい。
夢と志の違い。
人生が楽しくなるので夢は持っていた方がいい。
でも、夢は結果的に実現しなくてもいいもの。
志はもっと厳しく、必ず実現させようと固い決意をするもの。
できる、できないではなく、必ずそれをやり遂げるという信念。
まだ力もなく、何も形になっていない、人に認められない時に、
自分だけは自分自身を認め、確信しなさい。
そして底力を養いなさい。
人は相手を見て態度を変えるもの。
肩書きも何もないときは、時に見下されることもある。
嘘偽りのない、人の本性や心根に触れることができる。
これが後に「人を見る目」になる。
中には、人によって態度を変えない人もいる。
そういう心根に触れて「こういう人になりたい」と思う。
そこで思いやりの大切さや、人への応対を学ぶ。
龍にとって大切なことは、自分の優秀さに甘んじないこと。
その力がなぜ与えられているのか。
それは、世の中の役に立つためであり、世の中をより良くするため。
短時間で得たものは手に残らず、長期にわたり積み重ねて得たものは必ず残る。
「成長したい」と真っ直ぐな目で話を聴いてくれる皆さんとの出会いがエネルギーの源です。
ありがとう。
4年前の竹村先生との写真。