いつも反発から始まる社員研修

半年かけて実施する若手社員研修の5回目。

安全大会での発表に向けてあと1回。

「こんなことしてもムダ!」という反発からのスタート。

(そういえば、これまでwelcomeな空気で迎えられたことはないわww)

だんだん研修レポートの枠いっぱいに感想を書いてくれるようになったり、

できる・できないを考えず、率直な意見を言ってくれるようになったり。

そんな変化はただただ嬉しい。

私の役割は、

若手社員に〈自分たちが〉変えられることがあると気づいてもらうこと。

そして会社の中に調和の姿をもたらすこと。

そのための若手への、管理職への研修であり、

人事評価制度の構築。

これら全てをお任せていただくことは

ありがたいと思うと同時に、毎回悩み抜く。

この会社にとっての調和の姿はどこにある?

研修レポートのコメントより。

「若手にフォーカスしすぎると、会社としての色やこの仕事をする上で大事にしなきゃいけない志を無くしていってしまうのも違うと思うので、何を残し、何を新しくしていくかを会社として、社員としても考えていくべきであると思った。今何かをする上で、この先何年後、何十年後、どうなっていくのかに目を向けていくことも必要ですね。」

教えたわけじゃない。

20代半ばのこの感性を大事に伸ばしたい。

強くそう思う。

組織全体を守る役割があり、

そのための選択が迫られる社長とは異なる立場で、

ただ純粋に真っ直ぐ彼らに寄り添うために。

戦わず、負けない。

そのための優しさと強さをください。