厚労省の「あかるい職場応援団」というサイトにハラスメントの情報がありますが、
9月3日に就職活動やインターンシップ中のハラスメントに悩んでる方へ資料が追加されています。
「就職活動やインターンシップ中のハラスメントに関するお悩みは都道府県労働局にぜひご相談ください!」
以前厚労省から4人に1人が「就活セクハラ」を経験しているという調査結果が出ていた。
詳しくは「職場のハラスメントに関する実態調査報告書」の152ページあたりから。
コロナ禍で当たり前となったWeb面接で。
「◯◯さんはスタイルがいいからモテるでしょ。椅子から立って全身見せてよ。
後ろ姿も見たいな」
「Webカメラを動かして部屋の奥を見せてもらえますか?」
「◯◯さんの違う雰囲気も見てみたいので、次の面接はスーツではなく
部屋着で参加していただけますか?」
通常であれば拒否できることも、その会社にどうしても入りたいとか、
後がないとか、そんな状況であれば断れないもの。
(そんな会社に入っても、ろくなことはないが)
受けた就活等セクハラの内容としては
①性的な冗談やからかい
②食事やデートへの執拗な誘い
③性的な事実関係に関する質問 が多く、
それを受けた場面としては
①インターンシップに参加したとき
②企業説明会やセミナーに参加したとき
③就職採用面接を受けたとき が多い。
また行為者としては
①インターンシップで知り合った従業員
②採用面接担当者
③企業説明会の担当者
④大学のOB,OG訪問を通して知り合った従業員 と続く。
「そんなことをしている従業員がいるとは思わなかった」では、すまされない。
会社として。
・採用活動の面接は、オンラインも含め複数担当者で行うこと
・管理職に対して面談予定の申告、面接後の活動報告の徹底をすること
・採用活動に関わる社員への継続的な研修実施
・就職活動におけるハラスメントなどの専用相談窓口の設置
等の対策を。
起きてからでは本当に大変。
未然防止を。