普段しないことをしてみようと、
娘からずっと薦められていた本『推し、燃ゆ』を読んだ。
芥川賞受賞は知ってるし、本屋さんでもよく見るけれど。
どうも「仕事の何かに役に立つ」以外の本を読むことが億劫で。
いちいち「何でこの本が売れているのか」
みたいな考えが頭をよぎるので、娘のように純粋に感動できず。
「推し」がいる娘にとっては、めちゃくちゃ共感だったらしい。
この「推し」活動は、私にはよく分からないんだけど。。
職場で「みんなと同じであれ」という見えない圧力を受ける中。
自分をその考えに馴染ませることができないもどかしさから
色んなセミナーに通いまくっていたことも、似たようなもんかな。
「セミナーに通う」という行為によって、何とか自分の心に光を灯していたんだと。
今は承認や肯定をしてくれる方々が周りにいてくださり、
自分らしさを伸び伸びと発揮できる環境にいて。
当時のモヤモヤした気持ちは、忘れかけてるんだけど。
自分の能力をうまく発揮できる場所がなく
周りに否定され、居場所がないと感じている人が多いんだとしたら。
環境は選べる。
価値観を同じくする方々との出会いが人生を大きく変えてくれる。
っていつも思う。
人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。
しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。
(森信三先生の言葉)
結局自分の好きなジャンルが着地になるわ。。