本もご縁だからと。

先日、読書の趣味が古典に偏っている私に紹介してくださったこの本。

ヨルゲン・ランダース著『2052 今後40年のグローバル予測』

本もご縁だから、目についたときに手に入れないと再び出会えないという言葉に

たしかに!と。

これまで全く触れたことのない分野で、

あれこれ書けるほど理解していませんが。

これからやってくるであろう持続可能性革命。

その社会が目指すのは「化石燃料による経済成長」ではなく「持続可能な幸福」

消費文化は、永続的な満足をもたらす文化に取って代わられ、

幸福感と根源的な喜びが増していく。

生物は競争と適者生存によって進化したという考え方は廃れ、

より高度な生物は支配によってではなく協力によって進化する。

コミュニティに対する新しい考え方。

それは伝統的なコミュニティの生活と価値観と、

より穏やかな個人主義が統合されたものであり、集団で問題を解決することが重視される。

この変化の背後にあるのは、権利を奪われた若者たち。

彼らは両親や祖父母が彼らに手渡そうとするこの地球が、

生命維持システムは劣化し、経済は借金だらけで

職はほとんどなく、住宅も手に入らない、

ぼろぼろになった惑星だということに気づき始めている。

さらに先進国では、今後30年から40年にわたって年金と医療を受けるつもりでいる

増える一方の老人たちの世話まで、彼らは押しつけられる。

これまで自分が見たことのない視点からの内容。

大半理解できてないから、もう一回読む。

今日で研修納め。

これまで研修一辺倒だったのが、コロナの影響で空白ができ。

その空白に入った人事制度関連の仕事。

人を大切にする熱い経営者の理念を人事制度に落とし込むことで

成長し続ける組織の仕組みをつくる。

そうすることで

みんなが笑顔で、らしく長く働ける社会がつくれたら。

それが私の幸福感と根源的な喜びなんだろうなーと。

子どもたちも冬休みに入りました。

昼食に悩まされる日々が始まります。