空気を読むことと論理思考

論理思考を苦手とする日本人は多い。

 

周囲が海に囲まれており、農耕民族の村社会だった日本では

生涯同じ村の人と暮らすことが必要だった。

村八分をおそれて空気を読む中、

お互いに主張し合わなくても、感覚で伝え合う文化ができた。

 

一方、アメリカでは新大陸に様々な民族が流入した。

彼らにとって隣人は他人であり、主張しなければ理解してもらえない。

感覚が通用しないため、論理が重視された。

 

多様な価値観の人々と働く機会が増える中。

論理思考は避けて通れない。

 

論理思考に必要なのは「他者意識」

 

自分の言いたいことをそのまま伝えることは「自己主張」

それでは相手に伝わらない。

 

自分の言いたいことを

「相手の立場や考え方を考慮して理解してもらえるように伝えること」

これが論理思考。

 

「面倒くさい」「つまらない」「うざい」

自分の気持ちをただ言葉にする表現の中に他者意識は存在しない。

 

相手と同じ立場に立つために不可欠な力は「想像力」

想像力をフル活動して相手の視点に立つ。

 

思いやりは相手と同じ場所に立つことから始まる。

 

思いやりのある言葉をかけていると言いながら、

自分は絶対安全な位置にいて、上から声をかけていないだろうか。

 

私たちは言葉で理解するよりも空気を読む力に長けている。

 

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