人を育てたいのは「母性」なのか?

研修の休憩中にあった質問。

「人を育てたいと思うのは女性ならではの『母性』からなのか?」

こんな質問をしてくださる方がいると、私はとっても嬉しい。

教育に真剣に向き合ってる人でないと、出てこない質問だと思うから。

 

河合隼雄先生の『父性原理と母性原理』より。

父性原理では「よい子だけがわが子」

母性原理では「わが子はすべてよい子」

 

人が安心して成長するためのベースは

「自分の存在は認められている」という安心感。

それは母性。

だからスタートには母性が必要。

 

そして次に父性の出番。

規範に従わせ、結果を出すことを求める。

父性に鍛えられ、人は生きる力を身につける。

 

このときの鍛え方、導き方が重要。

 

山本五十六の言葉。

「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ。」

そしてこう続く。

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

 

ここに書かれているのは「対話」の姿勢。

 

父性原理的な成果主義を作り上げるベースには

その存在を無条件に肯定する母性的な態度、

そして対話の姿勢が必要。

 

父性だけでも母性だけでも人は育たない。

両方必要。

 

それを一人でやろうとするのではなくて。

父性の役割を持つ人、

母性の役割を持つ人、

お互いに協力すればいい。

 

それが組織。

どちらに偏ってもいけない。

 

私ができることは

母性回復のマネジメント。

 

強い光を放ち結果を出そうと組織を引っ張る社長に対し。

すべてを受け入れ優しい光を社員の方々に届ける存在でいられるよう。

 

これからも共に学び楽しみ成長し続けたいなーと。

 

研修でブログの宣伝はしませんが。

今日質問をくださった方にも届きますように。

 

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