小坂達也さんのご講話のつづき…
教育について。
「教」とはその人が知らない外側の情報を与えること。
「育」とはその人の内側にある自己を引き出すこと。
教えるのは知識。
育てるのはやる気。
技術や知識のみを伝えれば
それはいずれ裏切りの関係になる。
徳を伝えれば
それは信頼関係につながる。
仕事を辞めるということは
お客さまや周りの人に
「責任をもってやります。」
と言っていた約束を破ること。
人の中心に据えるべきは
利ではなく徳。
人が辞めるのは経営者が利を追いかけた結果。
ただし利を追いかけて辞めた社員は
独立しても同じことを繰り返す。
戦う人間が上に立てば
戦いはまた繰り返す。
中国から入ってきた徳目「仁義礼智信」
日本では聖徳太子が順番を変更した。
「仁礼信義智」
まずは学ぶことから始める。
これが「智」
次にケンカした者同士どうおさめるか?
これが「義」
智や義があっても
まだまだ足りない。
そこに「信」はあるか?
お互い歩み寄らなければ信頼関係は生まれない。
そして「礼」
感謝の心を。
最後は「仁」
ベースに愛を💛
管理者にできることは環境を整えること。
人が育つ環境とは
意見が言える環境。
意見が言える環境とは
遺恨が残らない環境。
遺恨が残らない環境とは
和らぐ環境。
「和を以て貴しと為す」とは
ただ単に皆で仲良くしなさいではなくて。
この世は完全無欠の人間等どこにも存在しない。
だから、意見が違うのは当たり前。
従って、物事を一人で決めてはならない。
より良いものを作るには誰もが意見を出しやすい環境を整え、
道理にあった議論が必要である。
つまり
「和らぐ環境を作って事を成しなさい」
というメッセージ。
統治のための思想ではなく
統治者のための思想。
自らに問う姿勢。
とっても勉強になりました(*^o^*)
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