「自分の若い頃は上司に叱られながら必死に頑張ったんだ。」
と過去を正当化する人は多いが、
今の20代に同じことを求めたら、たちまち潰れてしまう。
なぜなら、彼らは親にさえ叱られたことのない世代。
少子化の影響で兄弟で揉まれる経験もしていない。
部活動で厳しい上下関係にぶち当たった経験もない。
厳しく叱りつけたりすれば、心を閉ざしてしまう。
失敗したくないから、そもそも必要な行動をやめてしまう。
それに対して批判したり愚痴を言うのではなく、
どうしたら彼らが育つか考える。
彼らの強みは教えてもらうことに全く抵抗がないところ。
1から10まできちんと教えれば必ず育つ。
上司も部下も相手を選べない。
しかし一緒に働く必要がある以上、お互いに歩み寄るべきだ。
「上司の方が偉いのだから、部下が変わるべきだ。」
と考えていては、上司はいつまでたっても楽にならない。
人を変えることはできない。
経験豊かで能力の高い上司が変わった方がはるかに効率的。
その時に大切なのは「行動」に注目すること。
定時になった時に、何も言わずにすぐ帰る部下に腹をたてるのではなく、
「上司や先輩よりも先に帰るときはこういう行動をするんだよ」
と教える。
問題は彼らの態度ではなく、とるべき行動を教えてもらっていないこと。
そんな彼らにイライラしてチームの雰囲気を乱しては生産性が落ちる。
雰囲気は仕事力。
上司が変われば部下は変わる。
部下は上司に仕事を教えてもらいたいと思っている。
してほしいことをしてくれる人を好きにならないわけがない。
しなやかにしたたかに。
部下を持つということは誰にでもできることではない。
人を育てることは何よりの自己成長。
人材育成は根底に愛を。
ただし技術は知る必要がある。
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