2018
04.07

就業規則 不利益変更の合理性はどのように判断されるか?

就業規則全般, 就業規則

就業規則の不利益変更

賃金規定は就業規則の一部。

賃金の引き下げは労働条件の不利益変更、一般的には就業規則の不利益変更として捉えられている。

就業規則を一方的に不利益に変更することは原則として許されない。

 

合理性の判断要素

そこで、就業規則の変更がどのような場合に合理性を有するかということになる。

合理性の判断要素としては、次のような点が挙げられる。

具体的には、以下のような事項等を総合的に判断する。

  1. 変更の必要性の程度
  2. 変更によって労働者が被る不利益の程度・内容
  3. 不利益変更を避ける努力をしたか
  4. 変更後の就業規則の内容自体の相当性。同業他社・他産業との比較などからみた社会的妥当性
  5. 不利益を被らせる代わりにどのような代償措置を設けたか
  6. 労働者代表(労働組合)とどのような話し合いをしたか
  7. 経過措置の有無・内容

また、就業規則が一度変更されると、個々の労働者はこれに従う義務を負う。