2018
04.07

パソコンの利用に一定の制限を求められるか?

就業規則, パソコンの利用

就業時間中の私的利用

もはやパソコンは、業務遂行に必要不可欠な存在。その一方で、職場のパソコンを利用した私的メール、あるいは業務に無関係なインターネットサイトの閲覧といった問題もあり、会社としては、職場のパソコン利用に関し、一定の制約をすることが必要。

従業員は、会社との労働契約に基づいて誠実に労働すべき義務があるから、就業時間中は会社の指示に従い、誠実に業務を遂行することに専念しなければならない。

したがって、就業時間中に私的メールや業務と無関係なサイトを閲覧することは、その義務を果たしていないことになり、就業規則に基づく懲戒処分の対象となり得る。

 

休憩時間中の私的利用

労働基準法では、休憩時間の自由利用の原則についての定めがあるため、休憩時間中であれば自由に使用しても構わないかというと、そうではない。

休憩時間中は労働義務からは完全に解放されるものの、会社の秩序を維持する義務や、施設管理権からの制約を免れるという主旨のものではない。

したがって、職場のパソコンには会社の施設管理権が及んでいることから、休憩時間であっても、会社がパソコンの私的利用を認めない場合には、従業員はパソコンを業務以外の用途にみだりに利用できないことになる。